環境デザイン・アトリエ

横浜の建築家からのメッセージ。
日々感じた事を綴ります。

2013年3月14日木曜日

友人が来ておしゃべりしたこと

同級生だった友人が事務所に来た。
そろそろ人生半分、これからの生き方どうしようか相談するようなされるような。
今の自分の身の上話をするような意見表明のような。
お互いに聞いたり聞かれたりして、あっという間に時間が過ぎていった。

話変わるけれど、昔読めなかった本が最近読めるようになった。
学生時代から小林秀雄が好きで著作の殆どは読んでいるのだけれど、何故か晩年のものは読めなかった。特に最晩年の「本居宣長」は、10ページぐらい読んでは面白く無いと思ってほったらかしているうちに月日が過ぎて・・・みたいな事を4.5回くり返した。

ところが、最近、本の内容が少しずつ入ってくるようになった。
作者の心情というか気持ちというか、・・・恐らく、読めなかった時期と今の僕とではモノの感じ方が変わって来たのだろう。

同世代で話が弾むのは、・・・たぶん、年齢を重ねているが故の感受性や表現の仕方が、どことなく腑に落ちるからだろう。

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