環境デザイン・アトリエ

横浜の建築家からのメッセージ。
日々感じた事を綴ります。

2013年3月13日水曜日

横浜中央病院

最近、頻繁に[横浜中央病院]の前を通る。
と言っても、病院に通ってる訳じゃなくて、すぐ近くに設計監理をしている建物があるからだ。

この横浜中央病院というのは、山田守(建築家)設計で1960年に竣工している。誰でも知っているところでは、東京の武道館とか、京都タワーとか設計したのが山田さん。

この病院、1960年竣工というから・・・もう半世紀以上経つ事になる。
にも関わらず、外観がとてもきれいで、通るたびに清々しい気分になる。
勿論、僕の一生より長く生きている訳だからそれなりの古さはあるのだけれど、外観に清潔感があって大切に使われているのかよくわかる。

建物を大事に思う心とメンテナンスがしっかりしていれば、50年経っても美しい。むしろ新築ピカピカの建物にはない「気品」のようなものすらある。

今度、病人のふりして、中も入ってみよう。
写真:hiromichi yasuda

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