環境デザイン・アトリエ

横浜の建築家からのメッセージ。
日々感じた事を綴ります。

2015年12月29日火曜日

年賀状を出し終えて・・

年の瀬の29日、年賀状にコメントを書いて横浜中郵便局に出して、、、それが今年の仕事納め、となる。

いろいろ有ったけど、総じていい一年だったと思う。
時間に余裕があったぶん、本を沢山読む事ができたし。

大震災以降、仕事の方向性が見え難くなったけれど、
本を読んだりして月日を重ねることで、これから何をすれば良いか、ぼんやりとではあるが輪郭が見えてきた気がする。

来年はまた新しい仕事が始まる。
今年一年、いろいろとお世話になったみなさん、
どうもありがとうございました。


画:hiromichi yasuda

2015年12月25日金曜日

ノロウィルス

どうやら、ノロウィルスにやられたようだ。
急に気分が悪くなったと思ったら、しばらくして今度はアレ。トイレに駆け込む。
あとは、野となれ山となれ・・・・

結局、2日間、ほとんど水だけ、体重も3kg減った。

しかし、腸の中から一切ものが無くなると、それなりに悪くない。
3日目の朝は、スッキリしたお腹に、吐き気も治まって、サッパリした朝だった。

12月は、牡蠣が美味しい季節。
みなさん、気をつけましょう。
画:hiromichi yasuda

2015年12月21日月曜日

姪の住宅・地鎮祭

姪の住宅(*1)の地鎮祭が、静岡で行われた。

地鎮祭には大人に交じって、2才になるちびっ子(姪の娘)も参加。
彼女にとっては勿論初めての地鎮祭である。
最初はジッとして、神主さんの様子を観察していたが・・・

そのうちに、神主さんや大人のマネを始めた。
神事の様子を見て祭壇にむかって手を合わせて叩いたり、鍬で土を鋤くのを見て、近づいていって自分も鍬を持とうとしたり。
それぞれの振る舞いにどんな意味があるか解らない(と思う)けど、とにかくマネてみる。(実際、大人にも解らないところだらけではあるが・・・)

よく言われるように「学ぶ」の元々の意味は「マネる」だったというけど、子供を見てると、「学ぶ」と「マネる」が未分化な感じ。
でも、これが「覚える」ことの起源なんだろう。

*1 設計:環境デザイン・アトリエ 施工:三和建設
画:hiromichi yasuda

2015年12月19日土曜日

FCバルセロナとスタジアム

バルセロナにはガウディのサグラダファミリアがあったり、ミースのバルセロナパビリオンがあったりして、建築では有名な街である。
でも、今日はサッカーの話。

今、世界一のクラブチームを決める試合を、新横浜の日産スタジアムでやってる。
チケットが一枚余っちゃったんで・・と、当日の朝、FCバルセロナ対広州恒大の試合に誘われた。たまたま僕が横浜に住んでるって理由で。
ひょうたんから駒で、夕方から日産スタジアム

ナイターの試合は、スタジアムに入る瞬間が建築の醍醐味である。
日産スタジアムですら(・・失礼)、コンコースから、スタンドに入る瞬間の高揚感がいい。
スタンドに入ると、ワッーと視界が広がって、ライトに照らされたグリーンは鮮やかだ。
否が応にもこれから始まる試合の期待が高まって、建築がその演出に重要な役割を果している。

試合は、メッシもネイマールも出なかったけど、スアレスがハットトリックを決めて、バルセロナの勝ち。スピード感のあるいい試合だった。

画:hiromichi yasuda

2015年12月13日日曜日

ガラポン抽選会

商店街では、いよいよ年末商戦。
この時期ではどこの商店街でもガラポン抽選会をやっている。
僕も、横浜の地下街ジョイナスで食事をして抽選補助券をもらった。

抽選会場に行くと、列に並んだ人たちが次々と大きな六角柱のガラガラを回転させて、ポンと玉を出している。
目の前には「一等ホノルル5日間の旅」なんてポスターがある。

最初は大して興味も無かったのだけど、こんな大きなポスターを前にしてガラポンを廻す人々を見ていると、徐々に根拠の無い期待が高まってくる。
(欲に弱い人間の性ですかね・・・)

いよいよ順番が来たので、一呼吸おいて、気を沈めた後、ゆっくりハンドルを回す。
ガラガラ・・・ポン。

見事、6等、ポケットティッシュ。
画:hiromichi yasuda



2015年12月8日火曜日

記録帳の効果

以前、仕事で、メモ用にノートをつける習慣をつけた、と書いた。
(ノートの活用)*1

これがなかなか良くて、最近は本を読んだり講演を聴いたりした時にも、できるだけノートに記すよう心がけている。

備忘録や、内容を記憶に定着させる学習効果を期待して始めたのだけど、
意外と、漢字の書き取り練習になっている事に、気が付いた。

*1ノートの活用

http://kannkyo.blogspot.jp/2015/01/blog-post_17.html
画:hiromichi yasuda

2015年12月3日木曜日

活動人口とは?

昔、経済学の本を読んだ時、好況・不況の話を、急行電車と鈍行電車の例えで説明していた。
仮に山手線に急行と鈍行があったとして、急行だと30分で一周して鈍行は1時間で一周するとする。それぞれ1台づつしか走っていないとすると、東京駅で待っていると急行は一時間に2度来るのに、鈍行は1度、しか来ない。
同じ、1台なのに。

お金の総量が同じなのに好況時にはお金が沢山あるように見えて、不況時に足りなく感じるのは、お金の回るスピードが違うから・・・という話だった。*1

先日、山崎亮さんの本を読んでいたら、「活動人口」という言葉が出てきた。
人口減少社会で、町に活気をもたらすのは「活動人口」(地域が元気になるための活動に参加している人の数)を増やせばいいという話だった。

「定住人口」が減っても「交流人口」が増えたら・・・家から街に出て活動してる人が増えたら →→・→ その街は賑わってる、ように見える。
なるほど。

*1 
http://kannkyo.blogspot.jp/2012/09/blog-post_30.html

画:hiromichi yasuda