一通り、講評が終わった後、常勤・非常勤の先生方が集まって、全体のついての意見交換の場があった。(ま、お酒の入った慰労会です)
明治大学には、建築史の青井先生がいらっしゃる。
青井先生は、特に建築の現在について意識的に考えていらっしゃる。
丁度良い機会だから、モヤモヤしたところの質問をぶつけた。
設計する際に、あるいは設計を教える際に
「私(君)は何を表現したいのか?」
と問いを立てること、について。
個人の自我や個性や主体性に重きを置いた設計教育は、僕らが建築を学んだ通奏低音になっていた。・・・が・・・それが今も有効か?という問い。
青井先生は、スパッと、
「そうですね、それはたかだか、1970年代以降に作られた価値観ですね・・・・」
と。
画:hiromichi yasuda