恐らく、建築関係者でも知らない人が多い?と思う。
昭和30年代に、公団などが作り始めて、40年代(僕が生まれた時期)には、建設されなくなった、Yの字プランをした共同住宅だ。
Y字の中央が階段室になっていて、そこから3方向に枝分かれして住宅部分がある。グルグル階段を上がって行くと、自分の家にたどり着く。
以前、香川を旅した時、実物のスターハウスを初めて見た。
第一印象の、シャキッと屹立している感じが良かった。
ちょっとソビエトみたいな共産主義的な雰囲気もあったけど、通風・採光は合理的に出来ていて、窓越しに見た室内は明るく快適そうだった。
実は、先日の北海道旅行で、スターハウスの生みの親である市浦健さん(建築家)の娘さんと同行した。(娘さんと言っても、僕よりご高齢だけど・・・)
アメリカ生活が長いこともあってか、合理的で意志をハッキリ示す背筋のスッとした、素敵な人だった。
画:hiromichi yasuda
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