環境デザイン・アトリエ
横浜の建築家からのメッセージ。日々感じた事を綴ります。
町の大工
昨日、遠藤勝勧さん*の話を聞いて、日常の風景に大工さんが普通に存在していた事を思い出した。
遠藤さんは、現在78歳。
少年の頃、工事現場が好きで、大工さんの仕事をちょくちょく見に行っていたそうだ。建築現場が自分にとっての学校で、日常風景の中から木造について学んだ。
その後、19歳で菊竹事務所の門を叩く事になる。
そういえば、子供の頃、気が付くとどこかで木造住宅の工事をやっていた。「建前」とかいって、上棟式では餅を投げてたし。
大工さんが建設現場や近所の作業場で、ノコやカンナをかけているのが日常の風景だった。
ブルーシートで、今じゃ見られないですね・・・
*遠藤さんは、菊竹清訓さんの事務所で長い事番頭さんをやっていた。
画:hiromichi yasuda
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