面白くて、あっという間に読み終えてしまった。
ただ、「間抜け」とは言ってるけど、内容は「間」の取り方についての話。
たけしがおしゃべりしているような文体だから、笑いがあって、テンポが良くて、時折考えさせる、まさに「間」がいい本・・・なるほどなぁって感じだった。
漫才やったり、映画作ったりしているからこそ言えることだけど、現場で最も大事なのが「間」の取り方という。コンマ数秒「間」を詰めるだけで(あるいは「間」を空けるだけで)で、どっか〜んと笑いが取れたり、重要なシーンが興ざめしたりすると言うのは説得力があった。
「空間」は、「空き間」と 書くから、設計者も意識的にしろ無意識的にしろ、「間」について考えている。
「間」が詰まっていたり「間」延びしていると、「間」が悪くなってしまうから、そこは全力でやらないといけない。
「ま」、いいや・・・じゃ、済まされません、ね。
画:hiromichi yasuda
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