現在は、上海清水(建設)で仕事をしているのだけど、ちょくちょく来日して、年に数回会う。
僕の中国観は、彼との会話で感じる事が多いのだけど、価値観というか、ものの感受性は、やはり違いを感じる。
「いまどんな仕事をしているか?」という話になった時、彼はよく規模(建築面積)に還元する。
勿論、建築における「大きさ」は、売上げや社会性、関わる人間の多さに直結するから、日本でも重要な仕事だけれど、彼の話を聞いていると、それ以上にもっと深いところで「大きさ」に対する信頼を感じる。大きい事は人間にとってもいい事だみたいな・・・
対して、同じ質問に対して、ぼくらは「面白い」仕事かどうか?と答える事がある。小さくたってなんだって、自分が面白い仕事は人間にとっていい事だみたいな・・・・
「大きい」と「面白い」は全然水準の違う話なのでアレなんですが・・・
でも、こうした話ができるのはなぜか楽しい。
画:hiromichi yasuda
0 件のコメント:
コメントを投稿