設計は、内藤廣さん。
記念館は、建築家の腕の見せ所で、様々な空間的工夫があり訪れた人を飽きさせない。
だから、名建築も多いし僕も良く訪れる。
ところで、たまにだけど、建築を見る為に訪れてもいつの間にか展示に見入ってしまい、その人、つまり人物に感心が移ってしまう事がある。
でも僕にとって、それは決して悪い事ではない。
以前、内藤さんの建築で、[いわさきちひろ美術館]を訪れた時に同じ経験をした。
建築も素晴らしいのだけれど、徐々にいわさきちひろさんの絵に引かれて行き、彼女の生涯や人間性に感銘してしばらくの間その場に佇んだ。
心地よい時間だった。
今回も同じ様な経験をした。最初は建築に、そして徐々に牧野富太郎さんの仕事とその生涯に感心が移って行った。
気が付いた時には、予定時間をかなりオーバーしていた。
[展示品・それを見る人]⇄包む空間・・・・展示を見る人に豊かな時間を用意するのが僕の理想とする建築。
画:hiromichi yasuda
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