環境デザイン・アトリエ

横浜の建築家からのメッセージ。
日々感じた事を綴ります。

2012年5月28日月曜日

松本へ行って来た

先週末、松本に行って来た。


松本という街、小学校以来だから、40年ぶりぐらいだろうか。
「工芸の5月」クラフト展をやっていて、全国から工芸作家が作品を持ち寄り、展覧会、(即売会?)をやっていた。
地元の人も、こんなに人が街に溢れているのは初めてと言うぐらい、賑やかだった。


松本は、(たぶん)大きな戦災にあっていないのだろう。街の至る所に、戦前の建物(空間)が残っている。江戸・明治・大正・昭和の、町家、洋館、蔵、路地、石垣、等々。


好きな街に城下町が多いけれど、今回の旅で松本もその一つになった。
共通するのは、街が、建築が、そのまま歴史のサンプルになっていて、そこには懐かしい空間や物語の蓄積がある。
現代だけでなく(勿論過去だけでもなく)、人々が生きて来た時代の層が幾重にもあるからこそ、豊でありイマジネーションが膨らむのだろう。
出典:Hiromichi Yasuda(これも歴史の蓄積???)

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