環境デザイン・アトリエ

横浜の建築家からのメッセージ。
日々感じた事を綴ります。

2012年5月6日日曜日

木材の使い方

建築家としての初めての仕事は、実家の改修だった。
やはり、思い出深い仕事である。


GWに帰省したが、部分的に傷みが出ていた。
考えてみると、13年もの歳月が経過している。


木材を多用したり、多少実験的なところがあり、なにより野心的であり・・・今にして思うと、若気の至り・・・かなぁ。
上昇志向と言えば聞こえが良いが、リスクを恐れない大志であり功名心であり。
勿論、大志も功名心も今でも大切な事だと思っているけれど、その対価としての木材の傷みだった。


しかし、おかげで木材についてはかなり詳しくなった。
風雨にさらされる場所での木材とその使い方。
ある場所では13年前そのままの状態で木が生きているし、ある場所では指で押しただけで脆く凹んでしまう。まるでバウムクーヘンのように


今ではその理由が良くわかる。
木材は、しっかり学べば100年持つ。
出典:http://98log.blogspot.jp/2011/03/1_28.html

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