「金のなる木」って知ってますか?
この木は多肉植物で、乾燥を好む。
枝をプチッと切って挿し木すると簡単に増える。
ところが、ここからが長い。1ヶ月ほどウンともスンとも言わなくて、心配になって水をやり過ぎると根腐れしちゃう。
じっと我慢してとにかく水の量を控えめにしていると、ある時期から解き放たれたように枝が伸び、葉が開く。
挿し木した時、その土や場所、水の量など自らが生育する上で相応しいかどうかじっと観察しているんですね。一定の期間を経て、OKだと察知した時から文字通り「根を張る」
建築をしていて感じる事は、人も同じ。
こちらが一生懸命になっても最初は空回り。相手はウンともスンとも。
ところが、ある時期から、心開いたように話が出来る。
なんでだよ〜と思っちゃいけない。相手の身になってみると「この人は本当に信用に値するかの?」をじっと見てたんですね。
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