環境デザイン・アトリエ

横浜の建築家からのメッセージ。
日々感じた事を綴ります。

2014年1月24日金曜日

公共施設を建てる時

先日、「建設委員会」に出席する事になった。設計者という立場で。

建設委員会というのは、公共施設を建てる際に、それを利用する住民とそれを建てる行政(設計者はその末席に加わる)とが意見交換をする場で、設計はその議論を盛り込んだ形で進めることになる。

公共施設を建てるときは、住民の同意を前提にする・・・というのは当たり前だけど、いつもいつも上手く行く訳、では無い。

例えば、沖縄の辺野古では設置したい行政と住民が対立してしまった。
身の回りに引き寄せて考えると、ご近所のゴミ収集場所を新たに設置する場合も似た様な問題にぶつかる。

設計者はいろいろな場に呼び出される事があるけれど、建てる人(行政)とそれを受け入れる人(住民)との距離を縮める人・・・というとちょっとエラそうだけど、少しは役に立っている。
「建設委員会」に出席して、そんな事を思った。







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