例えば、太陽の光を室内に入れる。暑い日は風を取り入れる、等々。
その為に窓があるのだけれど、僕らはそれを「インターフェース」と言う。
浜松に「ROKI」という会社があって、
建築家の小堀さん設計の研究所が出来たと聞いて、見に行ってきた。
エントランスを入ると、圧巻だった。
巨大なオフィスの天井が全てトップライト!
数千平方メートルはあろうかという天井が、全てトップライトで白く発光している。
ところで、暑くないの?
太陽は、光の他に、紫外線・赤外線なども同時に発して、例えば赤外線は熱を届けるから、室内は温室のようになってしまう。
この屋根はそこを上手く峻別して「光」だけを取り込んでいるから、暑くは無かった・・、というか、むしろ快適であった。*1
建築のインターフェースは重要で、自然界から必要なものだけ取り込むから快適な執務環境が作れる・・と言う訳だ。
そう言えば、ROKIという会社、主に車のフィルター(オイルフィルター、エアフィルター)を作っている会社だそうだ。
「フィルター」は、不必要なものを「取り除く」のが仕事・・ですからね。
画:hiromichi yasuda
*1(天竜川の冷気を取り込んでいるとのこと)
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