環境デザイン・アトリエ

横浜の建築家からのメッセージ。
日々感じた事を綴ります。

2015年4月28日火曜日

とうとう手に入れたコルビュジエ全作品集(日本語版)

とうとう手に入れた。
ル・コルビュジエ全作品集日本語版(吉阪隆正訳)

仏語版は、大学を出てしばらくして・・当時の僕としては大枚を叩いて購入したけれど、この日本語版は、なかなか手に入らなかった。(仏語版より、さらに高価だったし)

それから23年、やっと手にすることが出来た。

仏語版は、図版や写真から、その設計意図を想像してずいぶん参考にさせてもらったけれど、その思想や意味について細部まで理解していたか?と言うと、怪しい。

第1巻を手にして、序文を読むと、南アフリカ建築誌への賛辞から始まる。
建築に向かうときのもっとも大切なこと(信念・愛情・本質)を、そこに見つけることが出来る、と。

今日、コルビュジエが活躍した時代とはずいぶん変わり、その方法論がいまだ有効か?というと”難しい部分”もある。
あるけれど、設計に取りかかるとき、これを読むと、
「よし、やるか!」
という気に、させてくれる。
景気付けの一杯、となる。




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