環境デザイン・アトリエ

横浜の建築家からのメッセージ。
日々感じた事を綴ります。

2015年3月2日月曜日

大学生の卒業設計

JIA主催で、神奈川県の7大学による卒業設計コンクールがあった。
通称「大卒コン」

各大学から優秀作品が集まり、全部で30強の作品が並ぶ。
JIAの事務方として「大卒コン」の運営を手伝うなかで、
ずいぶん貴重な体験をさせてもらった。

作品にでこぼこはあるけれど、
学生にとって、「卒業設計」がどれほど大きな存在か・・・・
改めて考えさせられた。

4年間の成果を、と言えばそれまでだけど、もうちょっとなんか自分の存在を賭けているようなところがある。
高校球児が、甲子園を目指して3年の夏をむかえるような感じに近いかも。
エネルギーが注ぎ込まれているもの程、清々しい。

彼らを見ていると、何かに夢中になることが無かったら、青年期がある事自体無意味ではないか、とすら思えてしまう。

審査員もそのかけられたエネルギーに答えるように、丁寧に真摯に批評していた。
久しぶりに良いもの見たな。


画:hiromichi yasuda

0 件のコメント:

コメントを投稿