知人の計らいで、今週末の土曜日に、その行事に参加出来る事になった。
「白い石」を御正殿の敷地に持っていって奉納する。
真新しい御正殿の近くまでいく事が出来る。
「真新しい御正殿」は、20年前に石元泰博さんが撮影した写真で見た事がある。
本当に美しい。
太い幹を削って、白木の美しい部分だけを使っている。
マグロで言うと、大トロみたいな、純米大吟醸の原料は精米歩合50%以下の白米!みたいな、削ぎ落して削ぎ落して、良い部分だけを使う。
石元さんの写真は、太陽の光を反射して檜が黄金色に輝いていた。
いまからワクワクしている。
当日は天気も良いみたいだ。
画:hiromichi yasuda
そぎ落とした美しさもあるでしょうが、落とされた部分に気が行ってしまう私が今好むのは、まるごとの美しさ。鮎で言えば、丸焼きで生命力の全てを頂くような、ぶどうで言えば、皮ごとの味の調和。無駄の無い世界より無駄を作らない世界を指向します。
返信削除suzukiさま、コメントありがとうございます。
削除おっしゃる意味も、よくわかります。