前から、気になっていた展覧会だったけれども、知人からチケットをもらわなかったら行かなかったかもしれない。
・・・・行って良かった。(知人に感謝)
素直に明かすと、今、僕が最も「知りたい」ことを示した展覧会だった。
こんな前のめりになったのは久しぶりだと思う。
では、何が知りたかったのか?
それは、今、建築は何をすれば良いの?という、率直で身も蓋もないような問い。
そんな問いに、企画者(五十嵐太郎さん・山崎亮さん)は同じ眼差しで時代の答えを探していた。
展覧会では、7つのテーマにそって、それぞれの建築家の試みが紹介されている。
1. みんなの家
2. 災害後に活動する
3. エネルギーを考える
4. 使い手とつくる
5. 地域資源を見直す
6. 住まいをひらく
7. 建築家の役割を広げる
テーマとそこで紹介された建築家の活動は、「今」の問題に真摯に向き合うことで出てきた答えだったと思う。今までの作り方や作品とは違う価値観がそこに見える。
現代(特に震災以降)は、建築に限らず、時代の価値観が変わるぐらい大きな転換期と言われている。そんな時代だからこそ、みんな模索しながら建築を(あえて作らないという選択も含めて)考えている。琴線に触れたのはそこだった。
現代(特に震災以降)は、建築に限らず、時代の価値観が変わるぐらい大きな転換期と言われている。そんな時代だからこそ、みんな模索しながら建築を(あえて作らないという選択も含めて)考えている。琴線に触れたのはそこだった。
ところで、その日はオプションで青木淳さんの講演会があった。
青木さんの講演は、この展覧会の主旨をよりダイレクトに示すものだった。(続く)
画:hiromichi yasuda
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