武者絵の描かれた山車灯籠(ねぶた)を、人々が引きながら練り歩くお祭り。
この夏、初めてねぶた祭りを体験した。
夕刻、暗くなりだした市中に、太鼓の音が鳴り響く。
祭は、ドンドンという太鼓の音で始まった。
太鼓と笛、山車灯籠、市民のかけ声に徐々に観客も興奮してきて、その観客も含めた全てが祭を盛り上げていた。
よく山車灯籠(ねぶた)が注目されるけれども、その脇を固める要素全てが祭を作っている。
建築体験も似ているところがあって、建築の見た目の効果、だけじゃなくて、人の振る舞い、場の空気や音まで含めた空間全体がその良さを作る。
僕にとっての「いい建築体験」はそれで、設計者としてそこに参加出来たら幸せに思う。
画:hiromichi yasuda
0 件のコメント:
コメントを投稿