環境デザイン・アトリエ

横浜の建築家からのメッセージ。
日々感じた事を綴ります。

2015年7月2日木曜日

横浜国大の「森」

今年の4月から、横浜国大に週一回、通っている。

現在の横国大キャンパスは旧ゴルフ場を改造したもので、起伏が多く樹木も多い。
1974年に今の常盤台に新キャンパスが出来て、その10年後に僕は入学している。

当時は、白い建物郡と、曲がった中央通りが印象的だったけれど、その16年後、非常勤講師として再び訪れた時は、樹木がこんもりして森の印象に変わっていた。

さらにその15年後の今日、建物も増えたけれど、森は安定期を迎えたのか、大小さまざまな樹木がとても大きな体積を占めていて、広葉樹中心の「森」に益々近づいている。

この季節になると緑はより深くなり、白い建物との対比は横浜国大のキャンパスを特徴づけているけれど、自然の「森」に近づいた現在の姿は設計時に構想されていたものだと聞く。

このキャンパスの植栽は宮脇昭さんによる設計である。
画:hiromichi yasuda

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