環境デザイン・アトリエ

横浜の建築家からのメッセージ。
日々感じた事を綴ります。

2015年1月20日火曜日

図学を教えることに

工学系の学生さん、中でも機械・建築・土木を選択した人は「図学」を教わっていると思う。教わってない人の為に簡単に言うと、3次元の立体を、2次元の平面に表記する技術の学・・・・が「図学」。

話は飛ぶけど、100mをかけっこした時、僕とウサインボルト君ぐらいにかけ離れていることを事を「次元が違う」なんて言う。
桁違いであったり、住む世界が違うような、ま、比較にならないぐらい違うこと。

3次元立体と2次元平面・・僕とボルト君ぐらいの違いがあるかどうか解らないけど、これがホントの「次元が違う」。
ま、それ程「違う」と言うことなのです。

で、話を戻すと「図学」を勉強すると3次元立体を2次元平面に「それっぽく」表記出来る、魔法のような技術なのです。

例えば透視図(パース)は、3次元の空間を2次元の平面に(あたかも奥行きがある様に)表現したものだけど、これも「図学」で出来る。

4月から、縁あって母校で図学を教えることになった。
この技術を習得すると、建築家に一歩近づく。
画:hiromichi yasuda

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