SNSや、口コミでなかなかの評判だけれども、噂に違わない展示だった。
内容は、模型と図面とムービー、それと写真(そのうちの一つは拡大写真で、等身大に近いもの)という、建築の展示としてはとてもシンプルでオーソドックス。
しかし、オーソドックスではあるが(というか、だからこそ)それぞれの住宅の魅力を最大限に伝えていた。
丹下さんの「住居」は、模型の精度と端正な美しさ、増沢さんの「コアのあるH氏の住まい」は、手描き図面の圧倒的な線の美しさ・・・・等々、とにかく、図面や模型は、よく見ればよく見る程、じわじわとその魅力が伝わってくる。
作品それぞれの魅力と、展覧会全体の統一感がバランスよく納まっているので、
ははーん、さては?・・・と思っていると、監修に五十嵐太郎さんの名前を見つけて納得した。
会場で、ばったり原若菜さんにお会いする。
ご挨拶すると、「いろんな引出しが用意してあるから、誰もが楽しめそうね」
と感想を述べられていた。
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