環境デザイン・アトリエ

横浜の建築家からのメッセージ。
日々感じた事を綴ります。

2014年5月29日木曜日

設計教育の話

先日、明治大学にゲストクリティックで呼ばれた。
一通り、講評が終わった後、常勤・非常勤の先生方が集まって、全体のついての意見交換の場があった。(ま、お酒の入った慰労会です)

明治大学には、建築史の青井先生がいらっしゃる。
青井先生は、特に建築の現在について意識的に考えていらっしゃる。

丁度良い機会だから、モヤモヤしたところの質問をぶつけた。

設計する際に、あるいは設計を教える際に
「私(君)は何を表現したいのか?」
と問いを立てること、について。
個人の自我や個性や主体性に重きを置いた設計教育は、僕らが建築を学んだ通奏低音になっていた。・・・が・・・それが今も有効か?という問い。

青井先生は、スパッと、
「そうですね、それはたかだか、1970年代以降に作られた価値観ですね・・・・」
と。
画:hiromichi yasuda



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