昭和30年代から40年代ぐらいの建物の改装で、特に、蔦の絡まる壁に囲まれた中庭が良くて、スケールといい明るさといい申し分無い。建物の歴史も相まって、落着いた雰囲気を作っていた。
一緒に入った友人夫妻と、早速中庭の席を確保。
キョロキョロしながら写真を撮りたいなと思っていると、丁度、ウェイトレスさんが、オーダーを取りにきた。明るそうで、感じのイイ人。
「写真を撮っても良いですか?」
と、カメラを取り出すと、
ちょっと驚いた様子。
少しホオを赤らめて、
「・・えっ?!・・いや、恥ずかし・・・◯△□×・・・、あ、でもイイですよ。」
ちょっとハニカンでニッコリ。
そして、ニッコリ。
・・・・・
「・・・・・・・・・あ、いや、その、中庭の写真なんですが・・・」
お嬢さんの顔が、見る見る赤くなっていった。
乙女心を・・・ゴメンナサイ。
画:hiromichi yasuda
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