最近あったいくつかの経験から、老後について少し考えてしまった。
東京電機大学環境情報学部の授業で、専任の先生と一緒に住宅設計の課題をやっている。
今年初めて教える事になったのだけど、この課題がユニークな点は、「新築」ではなく「バリアフリー改修」であること。さらに、福祉系の専門家(先生)をお呼びして「福祉の現在」についてミニレクチャーを聴講した後、設計に取り組む事。
実際、僕も聴講したのだけれど、単に技術論だけでなく「人の幸福」についてより普遍的に考える内容だった。
つまり、思想にまで踏込めば、「バリアフリー」は設計を通して人の「自由」や「平等」について考えている、という事だろうか。
何の為のバリアフリーか?・・・その動機付けとして学生にはとても効果があったと思う。
環境情報学部は、バリバリ建築専門学科、では無いけれど、だからこそ実験的にこのような試みができるのだろうか・・・・
画:hiromichi yasuda
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