環境デザイン・アトリエ

横浜の建築家からのメッセージ。
日々感じた事を綴ります。

2016年2月17日水曜日

オープンデスク

学生さんが、春休みを利用してオープンデスクに来ている。
建築学生のオープンデスクは医学生のインターンシップみたいな制度で、実務を学ぶ為にキャンパスを出て現場で学ぼう、というわけだ。

とりあえずは、模型かな?と、建設中の住宅模型をお願いすることにしたけど、ちゃっちゃとこなして予定より早く終わりそうである。

次に何をやってもらおうか?・・・と腕を組んだところで、
ちょっと根本的に考えを改める事にした。

外に出て打合せがあるとき、一緒にきてもらう・・・というのはどうか?
僕が、外でやっていることを見てもらう。
ちょうど協働で進めているプロジェクトがあるので打合せに同行してもらって、なんならディスカッションに参加させちゃうのだ。
オープンデスクとして有意義な経験は、外部の人との打合せの場に居合わせる事ではないか、と。
僕にとってエキサイティングな場面ならば、学生にとってもそうに違いないだろう。

と言う訳で、学生さんはキャンパスはおろか事務所も出てしまうことになる。
書を捨てよ、町へ出よう。。。か。

(*このアイデアは、仕事相手の了解を得るのが前提だけど、幸い理解してくれました。)
画:hiromichi yasuda

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