イランの住居は、地下に向かっている、気がする。
伝統的な建物の作り方は、地面を掘って、掘り出した土を日干しレンガにして、壁を立上げ、ボールト屋根にする・・とか。
それは、究極の地産地消。
その場で出た土は、その場で処理しましょ。
自分ちの建材は、自分ちでまかないましょ。
僕らみたいに、遠くカナダから木材を輸入し、中国の石を使い、西洋の衛生陶器を使う・・・事はないのだ。
ま、勿論、イランと言えども現代ではいろんな建材を使っているけれど・・・
住居が地下に向かうのは、もう一つの理由がある。
地下は、涼しい、のである。
日本みたいに湿気が無いから、日差しを遮る地下は、本当に快適であった。
画:hiromichi yasuda
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