北山さんは僕が大学の3年の時、横浜国大にやって来た。
直接教わっているので「先生」と呼ばなければいけない間柄だけど、北山さんはやはり「北山さん」がしっくりくる。
先生なんだけど、いつも兄貴目線で、話しかけて頂いた。
・・・・・上から目線なんだけど、いわゆる上から目線じゃない・・・・
卒業後、大学とちょっと疎遠になった頃、不思議と声をかけて頂いて、
「今度2年の設計、見てくれない?」
と言われたのは、30代の独立して間もない頃。
「図学ってのがあるんだけどさ。安田君見てくれない?・・・」
と言われたのは、昨年の事。
シンポジウムでは、大学改革や教育など多岐にわたって北山さんの功績が語られるなかで、Y-GSAの卒業生のその後の活動を常に気にかけていた、という話が印象的だった。
なにより、僕自身がそれを感じている。
やはり北山さんは、Y-GSAの卒業生とって「兄貴」的存在である。
画:hiromichi yasuda
0 件のコメント:
コメントを投稿