環境デザイン・アトリエ

横浜の建築家からのメッセージ。
日々感じた事を綴ります。

2015年10月16日金曜日

大学の良い所

組織が開かれている、ということについて少し。

今日、大学行きのバスに乗ると途中の停留所で、黒人さん、続いてイスラム系の女性などがちらほらと乗車してきた。僕と同じ大学前の停留所で下車して、僕と同じ大学が目的地だった。

一日の講義を終えた大学構内の停留所では、今度は車椅子の欧米人と同乗する事になった。車いすのスペースがある事は知っていたけれど、バスに乗り込む姿は初めて見た。

いろいろな立場や境遇の人が、学問という共通の目的で大学に集まってくる。
試験は別として、人種・性別・身体の違いに対しては門戸は開かれている。

社会には、本人の努力では如何ともし難い理由で門戸が閉じている組織がある中で、大学は[学問を目的]とする人には開かれている。

大学のフェアな部分だろう。

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