木造の歴史は永くて、しかも今でも一般的な建築材料だから日本ではとても親しみがある。
僕の経験では、木造はいろいろな世代と話ができる。
例えば、建築素人の父とは、鉄筋コンクリートも鉄骨も全く話が通じないけれど、木造だけは通じる。
桁は、2間飛ばすには1尺ぐらい必用か?とか、
柱は、4寸ないと、華奢に見えてみっともない。。。とか、そんな話を平気でする。
今の人に尺寸は流石に馴染が薄いけれど、でも空間に入ると8畳間で3寸5分の柱と4寸の柱とでは、安定感が違う事は直感的に分かる・・・
とまあ、スケールも含めてそれだけ日本人に馴染のあるのが、木造。
他の建築以上に、木造建築は世代を超えて話す触媒のような働きがある、と思う。
青山のスパイラルガーデンで
「Timberize TOKYO 2020 〜都市木造が2020年の東京を未来へつなげる」
展が行われている。
展覧会に参加する事を通して、出して良かったと思えるような展覧会になっている。
現代木造のエネルギーが凝縮したような展覧会になっている。
Timberize TOKYO 2020 〜都市木造が2020年の東京を未来へつなげる
会期:2014年9月5日(金)〜9月15日(月・祝)会期中無休 11:00~20:00(初日は19:00まで)会場:スパイラルガーデン(スパイラル1F)ACCESS MAP
〒107-0062 東京都港区南青山5-6-23
東京メトロ銀座線・千代田線・半蔵門線「表参道」駅 B1、B3 出口すぐ
画:hiromichi yasuda
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